2020年度 地盤材料に関する「技能試験」開催のお知らせ

セクション: 
ユーザー 匿名投稿者 の写真

主催:公益社団法人地盤工学会  担当部署:基準部
主催委員会:技能試験実施委員会

後援:公益社団法人 土木学会,一般社団法人 日本建築学会, 公益社団法人日本材料学会,一般社団法人日本応用地質学会, 公益財団法人日本適合性認定協会, 一般社団法人 全国地質調査業協会連合会

地盤工学会では2013年度から学会の定期的な行事として技能試験を実施しています。試験を実務にしている機関だけでなく,多くの研究所・大学・高専も含めて2019年度は50機関が参加されました。この成果を受けて本年度は次の内容で実施いたします。多くの機関が参加されることを期待しています。

【試験の流れ】
参加機関は具体的に次のような手順で技能試験結果を手にすることができます。まず,学会で準備し配付する試料を決められた期間に決められた方法で試験しその結果を報告します。学会ではその結果を集計・整理・分析して,各機関の試験結果が全参加機関の中でどのような位置にあるかをzスコアという数値とグラフ上で表示し,お知らせします。また,参加機関には技能試験実施上の課題や活用方法,試験項目ごとに試験者や試験装置・器具の状況,試験方法の問題点などをアンケートし,集計したものもお知らせします。

参加機関はこれらの結果を使って,試験技能レベルの自己分析・改善・PR・試験結果の有効利用などに役立てることができます。各機関の技能試験結果は守秘義務の下に学会が管理することになります。参加機関には技能試験の結果と共に「参加証」を発行します。

【試験項目】
1.土粒子の密度試験           JIS A 1202-2009
2. 土の粒度試験             JIS A 1204-2009
3. 突固めによる土の締固め試験(A-c法)  JIS A 1210-2009
4. 土の透水試験(定水位法)       JIA A 1218-0009
(注:一部の試験項目だけでも参加できます。土粒子の密度試験と粒度試験では,まさ土と硅砂を使用します。また,突固めによる土の締固め試験ではまさ土を,土の透水試験では硅砂を使用します。)

【スケジュール】
参加申込〆切:7月28日(火)
1. 試料の配付:8月中旬
2. 試験の実施:8月中旬~9月上旬(試験実施日は、試料配付時に指定します)
3. 試験結果の報告期限:9月下旬
4. 技能試験結果報告書の配付:2021年1月31日

【参加費用】
会員30,000円・非会員35,000円
(土の透水試験を実施しない場合,会員25,000円・非会員30,000円)
(注1:会員とは,申込者あるいは試験実施者が個人会員・特別会員であることとし,後援団体の会員も同様に取り扱います.)
(注2:次年度,報告会を開催します。参加機関は,報告会への参加費を無料とします.)
なお、納入後の参加費の返却はいたしかねます。何卒ご了承いただければ幸いです。
・地盤工学会特別会員(法人・団体会員)の一覧はこちら

【参加申込方法】
地盤工学会ホームページ 地盤材料に関する「技能試験」 内の参加申込フォームより
必要事項をご記入の上 お申し込みください。
https://www.jiban.or.jp/?page_id=13161

【お問い合わせ】
公益社団法人 地盤工学会 
調査基準・技術推進事業チーム
「地盤材料試験の技能試験」係
〒112-0011 東京都文京区千石4丁目38番2号
ginoushiken☆jiban.or.jp (☆→@)
03-3946-8673