膨張材有無の2種類コンクリートの混在について

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フレッシュの状態での膨張材を含むコンクリートと含まないコンクリートの混在(同時打設)についてご教授願います。
橋梁(コンポ橋)において横桁と床版を同日に打設します。その際に横桁コンクリートは「膨張材なし」のコンクリートを打設し、横桁打ち込み後、その上に「膨張材あり」の床版コンクリートを打設します。
横桁と床版は構造上、床版打設時に下層(横桁)までバイブレータを挿入して締め固め一体化させることになります。
コンクリートは、膨張材有無以外、強度はともに30N/mm2、スランプは床版12cm、横桁8cmです。
部材寸法は、横桁が高さ、幅、奥行きともすべて2.5m程度、床版厚は17cmです。

フレッシュの状態で2種類のコンクリートを混在させることについてご意見、問題点をお教えいただければと思います。
よろしくお願いいたします。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

スランプから判断すれば横桁の方が固まるのは早いですね。
だから、膨張剤なし部の乾燥収縮が早めにやってきます。
その後、床版の乾燥収縮がやってきますが、膨張剤が入っているので乾燥収縮はほぼ起きないです。
但し、前提条件があってどちらも大きさが同じ場合に限ると思います。
床版は薄いので早めに固まっていきます・・・それも上面が早いです。

乾燥収縮率は200×10^6くらいでしょうから、躯体2.5mでは異種コンクリ面に0.5mmほどの差が出来ます。
許容できると言えば許容できるかもしれませんが、先の固まる時間差を考えると読み切れないと思います。

同時打ちするなら、同一材料を使うことの方が不都合ないとは思うのですが、正直分かりません。
また、温度収縮もあると思います。日向と日陰じゃ違ってきます。