暗きょ排水管を入れる目的

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土被り約3.0mの下水管φ250mmをL=300m布設しました。
この時、多量の湧水が出たため、砂基礎では施工できませんでした。
そのため砕石基礎にて管周囲を保護し、あとは良質土で転圧し、埋戻しました。

その後上司に「多量の湧水が出るのにそのままにしたのか。暗渠排水管などは入れなかったのか」と指摘されました。
私の経験からも下水道の布設で湧水が出たとしても、正直そのまま転圧し、埋め戻したことしかなく
掘削断面上の道路が沈下したとしてもそれは転圧不足によることが多かったため、特に暗渠排水管を入れたことはありません。

上司に聞く前に自分でいろいろ調べてから聞くつもりなのですが
色々文献を調べても暗渠排水管を入れる目的などを調べることが出来ませんでした。

そこで下水に限らず、掘削断面内に湧水が多い場合に何らかの湧水処理をした経験がお有りの方がいらっしゃいましたら
目的をお教えください。
(直接上司に聞け、という旨の批判は覚悟しています。)

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

土被り3.0mのところの湧水処理のために暗渠を入れてどうするの?
施工区間が何処かにもよりますが、流末などないんじゃないかと思います。

暗渠流末確保できないなかで、砂基礎施工が基本ならば掘削断面以深に砂利暗渠(=カマ場)を入れて、施工地をドライにして砂基礎とするのが基本だと思います。
それをやるより、砂利基礎の方が安いのであればそれでもかまいませんが、管周りは砂が基本で、砂利は管を痛める懸念があるのでだめです。

大体、その湧水は地下水脈の水であって、施工区間に暗渠を入れたからと言って、全般で見るとその効能はありません。