警視庁がGISで犯罪発生状況を公開

セクション: 
|
ユーザー miyata の写真

警視庁が,東京都全域の地域別犯罪発生状況をまとめ,警視庁のホームページで公開を始めました。

GIS(地理情報システム)が使われており,「ひったくり」「住居対象侵入盗」「事務所等侵入盗」「車上狙い」「粗暴犯」などの区分で,犯罪発生場所や犯罪発生密度が表示されます。

コメント

ユーザー seki の写真

 このHPについては、日経コンストラクションや新聞記事でも紹介されていた気がします。
確かに、ビジュアル的に見せることは面白いと思いますが、何のために使われるのか今ひとつ理解できません。当該HPでは、「防犯情報として役立てて」と書かれていますが、犯罪密度の高い地域と表示された地域の方々にしてみれば、「負の地域イメージを与える」ことの方が大きいように思います。
 警察関係者のご努力によって、日々検挙率が上がって、犯罪密度が時事刻々と替わっていく様子が見られるようになっているとか、工夫されていれば、それなりの価値やインセンティブも出てくるように思うのですが、皆さんはどのように感じられますか?

ユーザー fukushima の写真

不謹慎かも知れませんが、私の第一印象は
 シミュレーションゲームの「シムシティー」の画面に似ている
というものです。
現実と架空の話をごちゃ混ぜにするつもりはないのですが、
ゲームをやってるみたいで現実味にかけました。
警察関係者(シミュレーション実施者)の
内部資料・判断材料としては使えるのかと思います。

「負の地域イメージ」という話で、
地震や火山のハザードマップでも似たような議論があると思います。
が、災害マップは災害発生直後のスムーズな避難体制を
確保する目的で重要かと思いますので、
未然防止が重要な犯罪被害とは、似て非なるものですね。
犯罪マップよりは、交通事故に関するマップがあれば良いと思います。
同様の技術で比較的簡単に作れるのではないかと想像します。

ちなみに交通渋滞については
国土交通省の道路IRサイトに渋滞3Dマップなるものが掲載されています。
http://www.mlit.go.jp/road/ir/

ユーザー miyata の写真

「シムシティー」の画面はこんな感じでしたっけ?

私は東京に住んでいるので,非常に現実味があるというか,現実の犯罪発生状況と一致していて,「そうそう、確かにここは危ないんだよね」などと家族と話しながらマップを見ていました。

現在の東京の治安はかつてないほど悪化していますので(いや,日本全体の治安が悪化していますね),住民としては「ありのままの情報」を開示してもらいたいという気持ちがあります。

危ない場所はなるべく通らないようにするとか,子供は連れて行かないとか,引っ越すなら危ない地域はやめておくとか,いろいろ使い道はあります。埼玉県などは以前から公開していましたので,東京も早くやってほしいと思っていたところです。

「地域のマイナスイメージ」との意見もありますが,隠しても仕方がありません。これからの日本は,GISでありのままの地域情報を公開した上で,各地がまちづくりや防災,治安の向上などを競い合えばよいと思います。そのような努力をする地域では住民が増え,地価が上昇し,税収が増加し,さらに行政サービスが向上することになるでしょう。

現実に,かのニューヨークのブロンクスでは,住民と市警の努力により,この10年で治安が格段に向上しています。東京だってできないはずはないのです。

ユーザー fukushima の写真

私は地方に住んでいることもあって、「現実味がない」と言ってしまった感もありますね。

あらためて考えれば、そんなに住民の情報判断力を悲観視する必要も無いかもしれません。
このマップを見たからって新宿歌舞伎町に行く人が大きく変化するとも思えないですし。

#249でseki氏が仰っていることの繰り返しになってしまうのですが、
警視庁もIT+情報公開というキーワードに満足するだけでなく、
住民も単なる回避行動で終わらせることなく、
じゃあこれからどうしましょうか?と言うところに、つながっていけば良いと思います。

蛇足ですが、私が昔やったシムシティーでは、
このマップと似たような犯罪発生率分布を表示する事ができて、
市長(プレイヤー)はこの情報を参考に警察署を設置するなどして、
治安を回復する操作をします。
ちなみに、人口密度や地価の分布マップの表示もできます。

ユーザー miyata の写真

毎日新聞(2003年5月24日)によると,開始から12時間で約6万6000件のアクセスがあったということです。警視庁のホームページへの1日あたりのアクセスは平均約1万件で,平常時の約12倍ということ。警視庁は「身近に起きている犯罪状況に,関心が高い現れでは」とみているそうです。

ユーザー seki の写真

 確かにそのとおりだと思いまが、「身近に起きている犯罪状況に,関心が高い現れでは」というコメントだけを読んでしまうと「情報を出すことだけで満足している」ように聞こえてしまいます。
 警視庁や地域住民の今後のがんばりどころかも知れませんね。

ユーザー miyata の写真

埼玉県警,警視庁に続き,茨城県警も平成15年7月から,「犯罪マップ」をホームページで公開しています。ただしこれは市町村単位での表示です。

  茨城県警「市町村別の犯罪統計