【シンポジウム】廃棄物資源循環学会、「東日本大震災の災害廃棄物に関する緊急報告会」 学会タスクチームによる現地調査結果を報告 分別・処理戦略の構築など今後に向けて議論

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東日本大震災の復旧・復興に向けて、がれきの早急な撤去や、被災地のごみ処理の早期回復が求められています。そこで廃棄物資源循環学会では、「東日本大震災の災害廃棄物に関する緊急報告会」(http://jsmcwm.or.jp/jimu/event/20110430.pdf)を4月30日(土)、東京・千代田区の「日本大学駿河台キャンパスCST ホール」にて開催します。

 時間は10時から13時で、14時からはシンポジウム「ファッションと資源循環の共生」、「短中期的にみた資源循環と廃棄物に係る課題」も開催します。その後、参加者間で自由に意見交換していただける意見交換会も設けています。

 廃棄物資源循環学会では、震災直後の3月18日に「災害廃棄物対策・復興タスクチーム」を設置、対策や復興に向けて様々な活動を行っています。報告会では、このタスクチームのメンバー4名が発表します。これまでの成果を関係者と共有、議論することで、今後の復興活動の推進を目指します。

 チームでは、吉岡敏明・東北大学教授、平山修久・京都大学准教授、浅利美鈴・京都大学助教は、仙台市や岩手県など地元自治体と連携して現地を調査してきました。今回はその結果に基づき、被災地の廃棄物の実態、災害廃棄物の発生量、今後の分別・処理戦略などについて報告します。一方、震災対応ネットワーク(廃棄物・し尿等分野)の山田正人・国立環境研究所廃棄物適正処理処分研究室長は、環境省と連携し、学会タスクチームと共同で過去の研究成果などを整理・発信してきた取り組みについて報告します。

 参加費は2万円(廃棄物資源循環学会員は1万円、市民会員・学生は5千円)で、参加費には14時以降のシンポ参加費、および義捐金5千円を含みます。なお意見交換会(軽食付)の参加には別途2千円が必要です。

 参加をご希望の方は、事前申し込みをお願いします。4 月26 日(火) までに、①氏名、②所属、③メールアドレスまたは電話番号、④会員番号(廃棄物資源循環学会員のみ)、⑤意見交換会参加の有無、を書いて、メール(apply@jsmcwm.or.jp)またはFAX(03-3769-1492)でお申し込みください。定員は300名です。問い合わせは廃棄物資源循環学会(apply@jsmcwm.or.jp 、03-3769-5099)まで。

【この件に関するお問い合わせ先】
廃棄物資源循環学会 事務局長 原 雄(はら ゆう)
Tel: 03-3769-5099 E-mail: apply@jsmcwm.or.jp

2011年「クライストチャーチ地震調査団」報告会

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土木学会では、2月22日に発生した「クライストチャーチ地震」に関して、地震工学委員会地震被害調査小委員会の川島一彦委員長(東京工業大学教授)を団長とする緊急被害調査団(第一次)を3月1日現地に派遣したところで、その報告会を以下により開催いたします。
なお、本報告会は既に調査団を派遣している公益社団法人地盤工学会との共催で実施致します。

  1. 日時; 3月11日(金) 13:30~16:30     (受付開始:13:10)
  2. 場所; 東京大学 生産技術研究所 An棟 コンベンションホール
    (東京都目黒区駒場4-6-1,東京大学駒場リサーチIIキャンパス内) 
    http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/access/campusmap.html
  3. 共催; 社団法人土木学会、公益社団法人地盤工学会
  4. 定員; 250名
  5. 参加方法; 参加費無料 事前申込みは不要です。当日会場へ直接お越し下さい。
    ※満員の際には入場できない場合がございますことをご承知おき下さい。
  6. プログラム; *3/9修正
    13:30-13:35 開会 土木学会 阪田憲次会長
    13:35-13:45 調査団の派遣経緯及び被害概要 川島 一彦(東京工業大学)・清田 隆(東京大学)
    13:45-13:58 地震及び断層メカニズム アイダン オメール(東海大学)
    13:58-14:16 地震動の特性 後藤 浩之(京都大学)・森 伸一郎(愛媛大学)
    14:16-14:34 液状化発生範囲及びその影響 清田 隆(前掲)
    14:34-14:50 橋梁の被害 高橋 良和(京都大学)・西田 秀明((独)土木研究所)
    14:50-15:00 ニュージーランドにおける橋梁の耐震設計 川島 一彦(前掲)
    15:00-15:15 質疑
    15:15-15:25 休憩
    15:25-15:38 斜面崩壊・トンネル・擁壁の被害 アイダン・オメール(前掲)
    15:38-15:51 れんが造建築物の被害 モハマド・エルガワディー(東京工業大学)
    15:51-16:01 2010年9月と今回の地盤変状の比較 安田 進(東京電機大学)
    16:01-16:11 災害情報 ICTを用いた安否確認を主として 鈴木 猛康(山梨大学)・秦 康範(山梨大学)
    16:11-16:26 質疑
    16:26-16:30 閉会 地盤工学会 日下部 治会長
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