再生材に混入するアスベストについて

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最近,アスベストによる健康被害について,新聞,TV等で頻繁に報道されていますが,RC材等にアスベストが混入している事は無いのでしょうか?ビルの解体工事を見ていると,コンクリート殻にアスベストが混入したまま砕石工場へ運ばれ,アスベストが混入したままRC材として工事現場に持ち込まれる事もあり得ると思うのですが,いかがなものでしょうか?

コメント

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再生材は再生砕石のことを指してのことと思いますが、石綿関連の建材が
粉砕されて混入している可能性が、昨今の解体現場の状況から判断すると、
その場合もあり得るのではないかと思われます。

よって、再生砕石についても、監督官庁が生産工場、過去に再生砕石を
使用した工事現場などに立ち入って、緊急かつ速やかな調査を望む次第です。

自主的に調べる場合は、使い捨てのマスクや防護服をつけてサンプルを、
飛散しないように注意深く採取してビニール袋に密封し、各都道府県にある
工場試験場などに送ると良いと思われます。
(X線回折でピークを検知し調べる方法があります。)

その場合、明らかに欠片ある場合はその欠片、欠片が見つからない場合でも
粉砕されて砂に混入している場合がありうるので、砂も採取した方が良いと
思われます。

ただ、アスベスト関連調査は、予算の絡みもあり、緊急性があるかどうかで
優先順位をつけていくだろうと思われますから、再生砕石についての問題は、
果たして取り上げられるかどうか心配されるところです。

まずはさておいて明日のある子供を優先にして考えるとすれば、常識的にみて、
アスベスト関連工場および周辺は当然としてともかく、次が?住宅、病院
?学校、図書館などの公共施設?観光施設、駅、飲食店、販売店などの順で
みていくのではないかと思いますが、

再生砕石の問題は、工事現場、その周辺だけでなく、コンクリート試験、
土質試験を実施する研究所、試験所にも被害が及びますので、どうか
取りこぼしのないよう総合的な対策をお願いしたいものです。