砂防について

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山には 砂防がありますが砂防に溜まっている 砂は本来自然界では 川を通り海へかえる予定なのですが たまった砂をなぜ 海に戻すまでのことを この土木会では考えてもらえないのでしょうか?人は創り続けて行くだけが 仕事なのですか?海の侵食は その砂が海に入らないから はじまっているのではないでしょうか?
[事務局注:原文のまま掲載しました。] 

コメント

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治水、利水、親水という言葉が使われて何十年になりますでしょうか。人間が快適に住め、田畑、集落、都市、用水、道路、鉄道、水道、ガス、電気など社会基盤施設が網のように張詰められたしまいました。この条件を確保しながら、ご提案の「砂を海に戻す方法」ができれば、世に残る革新的な技術提案になります。この話題の提案者には関心も強く、現地もお詳しいようですので、是非、論文なりにして学会にご提案いただければ幸甚に存じます。学問及び技術の面での貢献を期待されるところです。

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ご承知のように日本列島は、プレートによる造山活動と多雨による侵食でバランスが取れて、現在の国土が形づくられて来ました。
したがって、おっしゃるように河川による土砂供給が止まれば、海岸の浸食や海底の砂の形が変わりならかの変化が危惧されます。

たとえば新潟市周辺の海岸侵食は信濃川の土砂供給減少によるところが大きいとも考えられています。
土木関係者、河川、海岸の関係者が取り組むべき、技術者・科学者倫理の課題でしょう。

またこのような問題は、ダムの堆砂の解決と裏腹の問題でもあります。

実際富山県にあるダム(名前は失念しました)では、たまった土砂を実験的に水と共に放出することが行われました。
理屈では洪水のときに濁った水が海に流れるのと同じですが、漁業の方の反対があるようで、簡単ではないようです。
私も関係者のご見解をお聞きしたいと思います。
森靖之

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学問・・で解決できるとは思えませんが.作るのは事情があるが・・維持管理について
多少は先のことを考えて・構造を考えてあるが、その構造は余りにも幼稚な考えで作ら
れているため(河川は河川管理者のもの、海は港湾管理者と漁業者のもの と今でも
思っている方々が大半)役立たずである。河川からの土砂の海岸への供給の有無が海岸線
の後退を引き起こしている場所では、ダムを建設した以上の費用と時間をかけなければ
復活は不可能であることは明白である。

・ダムの湖底に溜まった土砂には、人体に有害な物質が多く含まれていて排土できないこ
とも理由の一です(例えば枯葉剤・農薬・肥料 現在では危なくて使用できない化学物質
が大量に消費されてきた時代に多くのダムも作られています)