落石防護柵の柵高について

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防護柵の設計を行っています。
防護柵を法尻から平場を設けて設置できる状況です、そこで、柵高の算定に悩んでいます。
落石のエネルギーは、落石対策便覧より平場に衝突する場合は0.45倍できるとあるのですが、平場を設けて防護柵を設置する場合の柵高の求め方がわかりません、教えていただけないでしょうか。
感覚的には、法下から離れれば柵高は低く済むのではと思うのですが・・・
便覧等に参考になるページなど紹介していただかないでしょうか

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

落石対策便覧P.149にあるとおり、平場の幅Lが十分広くても必要高さはh1=2m以上となるようです。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

アドバイスありがとうございます。平場を設ければ柵高が低くなり工事費の削減につながると、道路線形を振ったのですが・・・

ユーザー FK の写真

平場があるなら、土堤の採用が考えられるのではないでしょうか?
そこまで平場は広くないかもしれませんが・・・

ユーザー 匿名投稿者 の写真

FK様ありがとうございます。再度落石対策便覧を見ますとP204に落石防護溝とあります。コスト的に防護柵設置と比較した場合かなり有利になりそうです。研究例とありますがこの寸法を確保すれば対策工となるのでしょうか。もう少し設計例等の情報がほしいのですが。

ユーザー FK の写真

地味な対策ですので、事例を探すのは大変かもしれません。
下記の実態調査結果では、土堤の採用実績は全工法の7%で
溝となると、土堤の中の13%だそうです。

http://www1.gifu-u.ac.jp/~geotech/material/anke-to.pdf

形状は便覧 表5-19で決めた上で落石シミュレーションで妥当性を検証するとい
うことで良いのではないでしょうか。