オープン掘削排水

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床堀深さの最大は6.8m
地下水が床堀下面より4m高い位置にある地盤で橋脚(直接基礎底版5x7m)のオープン掘削を計画します。河川敷でもあり排水は必要ですが、安価な釜場を掘ってポンプ排水しようと思います。地質は玉石混じり砂礫で粘土混じりです。この場合の質問です
1.釜場・トレンチの大きさの決め方
 透水流量から決めるのかも知れませんが基準がありますか。
2.床堀の数量として上の余裕幅を見たほうがいいですか。
 施工図も必要なので見るのだと思うのですが、今まで小規模ですが
 見ていなかったです。そうすると
 数量上は無視して、釜場設置、撤去の数量になりますか。
よろしくお願いします。

コメント

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マニュアルとか例とかはありますが、基準と言うものは見たことはありません
支持層も同じ石混じり砂礫で粘土混じりでしたら 支持地盤からの水を処理するように計画が必要です、掘削斜面勾配を1:2程度以上にするとか。・・・・・でもたぶん無理な計画だと思います
7m近い掘削でしたら、直接基礎 でなく別の基礎が安価となる気がしますが
掘削とか数量は土木でも 河川工事を見られたらよい 

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コメント#6224は参考になると思いますが,質問の中に書かれているデータだけで完全な答を出せる基準とかマニュアルはあり得ないと思います。地下水がどこから来てどこへ流れているかという実態が何よりも重要だからです。しかし,現実にはとにかく適当な仮定の下に工事設計をして,うまく行かなかったらその段階で善後策を講じるということが多いようです。そのやり方では,河川敷と言えども第三者に被害を及ぼして賠償問題が発生することもありますので注意して下さい。

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6224、6225さま回答ありがとうございます。
掘削深さが大きいのは、江の川という非常に大きな河川で、河川敷が人工的な盛土の畑となっている。
ここから、計画河床をもとに2m以上の土かぶりをとれば7mの床堀深さになったのです。
水位は現状河川水位(流水幅は全体川幅の25%)であり、地下水の流れはほとんどないと考えます。
地質は玉石混じり砂礫で、矢板で締め切るとしても硬質クリアなどが必要でかなり高価なので
オープンを考えています。ただ、地質調査はしたのですが透水試験をやっていませんでした。
排水対策は必要ですので、1.釜場 2.ディープウェルでどうかと思います。
特に1選択の場合、透水係数を想定しないといけないのですが、コア箱がありますので
これで粒度試験を行い、クレーガーD20+礫補正(東京ソイルリサーチ 乾氏実験)
を考えます。仮に2選択の場合も地質的に井戸枯れの心配はありますが、沈下はないと考えます。
このような方法でオープン掘削を計画されていますでしょうか。
よろしくお願いします。

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土地改良事業計画設計基準・設計「頭首工」(農業農村工学会)p222~を参照されては如何ですか。最後は試験水替えを実施して、変更設計を行うこととなるのではないでしょうか。