ほとんど平坦な市街地の道路

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お世話になります。
現在、検討中の現場は市街地を通る県道で、現況はほとんど平坦です。(交差点以外は0.05%程度)

横断構成のみ改良で、官民界はすべて出入り口になっており、高さは変更できません。
したがって、計画縦断勾配も同様に0.05%程度で、かつ一部レベル(0%)です。

そこで以下のような疑問が発生しました。

疑問1:構造令の運用と解説に記載されている縦断勾配の最小値である0.3~0.5%の縦断勾配を採用すると、官民界に15センチ程度の段差が生じる。→多分民地の人が納得しないであろう。
疑問2:同様に0.3%を採用すると、-0.3%、+0.3%と上がり下がりを繰り返し、視覚的に醜い。→少し奇妙な形です。
疑問3:最小値0.3%の規定は、「道路構造令」本文には記載がありません。(解説の中に「望ましい」と記述があるだけ)→これは屁理屈ですか?

こういった場合、皆様どうされていますか?
(市街地の道路では結構あると思うのですが。。。)

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

0.3%としているのは、管渠型側溝等(落し蓋側溝も)の最低流速を0.6m/sec確保するためです。
道路土工:排水工指針に記載されています。
平坦な道路では、自由勾配側溝等を採用して最低勾配を確保しています。
又、側溝深さがあまり深くなると施工が困難になる為に、流下方向の検討が必要ですし、
暗渠管(雨水管)の必要が出てくるかもしれません。
経済性、施工性をよく検討する必要があると考えます。

ユーザー uho210 の写真

返信ありがとうございます。
そうですよね、最低流速もあります。
現地はL型側溝なのに冠水しないんですよ。
不思議です。
雨水管でも入れておいたほうが現実的ですかね。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

道路構造令通りにはできないのが通常であって
法令・技術および利用者の利便を考えながら良い提案を行い解決するのが技術者んなのでは

ユーザー uho210 の写真

返信ありがとうございます。
確かに、耳が痛いです。
ただ、「構造令の運用と解説」に拘泥するかたが担当なもので。。。
もう少し考えます。