サンドマット工法

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土木施工管理技士のテキストでは、サンドマット工法は、50cm~120cm程度の砂等を敷くとあります。
私の勤めている会社も、トラフィカビリティを確保するため、畑や水田に砕石等や砂を敷くことはあります。(敷いた後は、はがします)
50cm以上も敷く必要はなく、薄く敷いて、振動ローラや、バックホウの下部走行体で締め固めれば、仮設としてのトラフィカビリティは確保できます。
なので、50cm以上も砂を敷かないとトラフィカビリティを確保できない地盤というものを想像できません。
いったい、どういった地盤でしょうか?
また、テキストの記述を逆説的にとらえるなら、50cm以上なければ、サンドマット工法ではないということでしょうか?

コメント

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■まず指針をみると・・・
・サンドマット工法:圧密のための上部排水層と、施工機械のトラフィカビリティー確保の2つを図る工法。
・50cm~120cm砂を敷設する。
・qcが200kN/m2以上の場合でもサンドマットは50cm程度の厚さが必要。
     道路土工軟弱地盤対策工指針p234-235

■これらからすると、サンドマット工法は上部排水層とトラフィカビリティー確保の2つを期待する工法であり、そのためには50cm以上必要とされている。
ということは、おっしゃる工法はトラフィカビリティー確保のみを目的としたもので、厳密にはサンドマットとは言えないのでしょう。

■50cm以上も・・・という件は勉強して下さい。