U型側溝の敷モルタル

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U型側溝据付について

国土交通省の標準図集、設計図には、基礎砕石を10cm敷き均し、U型側溝を敷設する図になっていますが、積算基準書では、基礎砕石の次に敷モルタルが記載されており、市場単価のなかでも敷モルタルが記載されています。かならず、敷モルタルを敷かなければならないのでしょうか、また、その場合厚さは、何cmなのでしょうか、また、図面にはなぜ敷モルタルの標示がないのでしょうか

コメント

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1.基礎砕石を10cm敷き均し ← 転圧を十分に行ってください。
2.敷モルタルの必要性     ← 据付基面の平坦性確保上、必要ではありませんか?
3.図面に敷モルタルの標示無 ← 通常図面標記はしませんが3㎝です。(L型側溝に準じる)

参考
道路土工 排水工指針 :(社)日本道路協会
土木施工単価の解説  :(財)経済調査会
各地方整備局における、設計準拠図書や設計施工マニュアルなど

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標準設計図集に載っているのは場所打ち型の側溝類だから、敷モルタルが記載されていないのでは?
敷モルタルを敷くのはコンクリート二次製品を使用する場合です。

厚さは大体3cmが一般的ですが、製品が小さい場合(区画整理などで用いる小型のL型側溝など)では
2cmという事例もあります。

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1、必ず敷モルタルが必要か、について
側溝などの製品は、基礎砕石に密着させて支持力が均等になるように施工しなければなりません。(共通仕様書)ですが基礎砕石の仕上げ面には凹凸があるでしょうし、製品の下面にも凹凸があるかもしれません。製品と基礎を確実に面で密着させるには敷モルタルが必要だと思います。
2、厚さは、何cmなのか、について
厚さについては、あくまでも積算上ですが3cmを計上しているようです。ですが例えば基礎砕石の仕上げに時間をかけて正確に仕上げるというのであれば敷モルタルの厚さを平均1cmで施工するというのもありだと思います。(厚さについては、任意)
3、図面になぜ敷モルタルの標示はないのか、について
図面にないのは、構造上必要なもではなく施工上必要なもの(製品と基礎を密着させるために)との考えからだと思います。(施工は、任意)ちなみに東北地方整備局の工事では、図面に敷モルタルと標示しています。(厚さの標示は、ありません)図面に標示するか否か、つまり強制とするか任意とするか、については「標示する」(強制)のが正解だと思います。厚さについては、任意でいいと思います。
以上が私の個人的な解釈です。基礎コンクリートに製品を据え付ける時も同様です。参考になれば幸いです。