Y字交差点における横断勾配

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基本的な質問ですが
県道半径30mに村道が接続する交差点において横断勾配の考え方を教えてください。
主要道路が県道になるので横断の片勾配は6.0%であり村道の勾配は交差点周辺ということで縦断勾配は2.5%になると思われるのですが県道から村道への通行は逆バンクとなり問題があると思われます。
交差点における横断勾配の基準があれば教えていただきたいのですがよろしくお願いします。

コメント

ユーザー NAGURA の写真

県道の曲線半径がR=30mとすると、設計速度は30km/h以下と推測します。
このことから、県道の交通量は少なく、さらに村道はそれ以上に交通量が少ないと考えます。
そこで、交差点ではなく支道の取付として扱えば片勾配の問題はなくなります。
この場合でも、村道側に車両の停車に必要な緩勾配区間を設けておくことは必要です。
ここで気を付けなければならないことは、視距が確保できるかどうかということです。
『道路構造令の解説と運用(H16)』の488ページに示されている視距と、『道路設計の基本(地人書院)』という本の218ページに示されている見通し視距(屈曲に要する距離と視距)が確保されているかチェックしてください。