鉄筋とコンクリートの付着強度試験について

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ユーザー 匿名投稿者 の写真

 2002年制定 コンクリート標準示方書(規準編)土木学会規準で、引き抜き試験による鉄筋とコンクリートとの付着強度試験方法(JSCE-G 503-1999)があります。
 その中で、付着応力度を判定するもので、すべり量が0.002D(Dは鉄筋の直径)の時の付着応力度と最大付着応力度で判定するようになっていますが、0.002Dの根拠がわかりません。
 わかられる方、どうか教えてください。よろしくお願い致します。
 

コメント

ユーザー ikki の写真

異形鉄筋とコンクリートの付着特性において,すべり量が鉄筋径の0.2%(=0.002D)に達するまでは,付着応力−すべり関係が直線とみなせることから設定されたのではないでしょうか.
「岡村甫,前川宏一:鉄筋コンクリートの非線形解析と構成則,技法堂出版」が参考になると思います.