鋼矢板を型枠がわりに

セクション: 
|
タグ: 
ユーザー 匿名投稿者 の写真

いつも参考にさせてもらっています。
さっそくですが、
用地に制約があるようなとき、締切の仮設余裕幅を確保せず、構造物端の位置に鋼矢板を打設して、鋼矢板を型枠がわりに使用することがあると思います。
このような場合、コンクリートの硬化後、うまく鋼矢板を引抜くことができるのでしょうか?
剥離剤を用いると聞いたことがあるのですが、構造物への影響はないと考えて良いのでしょうか?
回答をよろしくお願いいたします。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

設計のものですが、コンクリートを直接打設すると引き抜き不可と聞いています。

剥離剤を塗っても、引き抜き時の躯体コンクリートへの影響(せん断抵抗→微少クラック→将来の鉄筋錆発生)
が否定できませんので、これはおすすめできません。

床掘り、構造物配筋後、鋼矢板面にブルーシートを何重かにかぶせ、その上から打設すれば、
引き抜き時のせん断抵抗を減らせる気がします。(少なくとも粘着力はなくなる)

施工の方からのご意見お待ちしております。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

情報をありがとうございます。

引き続き情報収集をしていたのですが、ブルーシートのほかに、合板を鋼矢板面にあてている事例がありました。
また、通常の型枠を設置して埋め殺しにするという事例もありました。

数量上は、”通常型枠を埋め殺す”がやりやすいと思ったのですが、この方法とする場合は、
型枠の厚さを考慮して鋼矢板位置を決める必要があるのではないかと。。。
(ブルーシートならば厚みは無視できますね)

という訳で、構造物端と鋼矢板面の離隔をどの程度とするのが良いか、別の疑問が出てきた次第です。
・型枠の厚さ分のみ考慮すればいいか。→離隔5cm程度
・締切の変形を吸収できる離隔とした方がよいか。→離隔15cm程度
・または用地制限内で可能なだけ確保するか。→離隔30cm程度

最初の質問の趣旨から外れてきてしまいましたが、ご意見等をお待ちしております。よろしくお願いいたします。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

先ほどのものですが・・

・型枠の厚さ分のみ考慮すればいいか。→離隔5cm程度
    :他よりも、これぐらいがいいと思います。

・締切の変形を吸収できる離隔とした方がよいか。→離隔15cm程度
    :その意味で言うと、変形するのはコンクリートを打設しているときでしょうから、
     その分コンクリートが増えて入るだけなので、この離隔の意味はないと思います。
     (コンクリートを打つことで山側に変形するのは土が受働破壊したときになりますので、
      実際にはあり得ないと思います)

・または用地制限内で可能なだけ確保するか。→離隔30cm程度
    :ボリュームが大きすぎるようなことはないですか?
     この場合でも鋼矢板に直接打設はおすすめしません。型枠等摩擦低減手段をとるのであれば、
     過大かと思います。
   

ユーザー 匿名投稿者 の写真

構造物出来形規格値と矢板の規格値で差が有り、矢板も仮設工と本説工では
矢板法線に対する出入りの規格値が異なりますが、本設で±100mmです。
締め切りの変形ですが、私がⅢ型矢板施工した時、切張り、腹起こしを3段行い
床面まで掘削した時には矢板が内側に10cm程度曲がった事もありました。
油圧ジャッキで腹起こしを押すのなら良いが、キリンジャッキでは矢板の凹凸を
平らに合わせきれず床堀したときに矢板が内側へ曲がってきました。
型枠と兼ねる矢板の場合、矢板の規格値と矢板中間の変形を考慮して20cm以上が
望ましいと考えます。掘削深さや土質にもよりますが。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

皆様、ご意見をありがとうございました。

設計の方、施工の方からのお考えを聞けて大変参考になりました。

頂いた意見を踏まえて、本件では次のようにすることにしました。

・矢板引抜き時の摩擦低減のため、通常の型枠を入れる。(型枠は埋め殺しとする)
・構造物と矢板の離隔は、施工精度・矢板の変形を考慮して、20~30cm程度とする。

ご意見を下さった方々、どうもありがとうございました。
重ねて御礼申し上げます。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

若者ですが。。

・通常の型枠を埋め殺しとされていますが、将来的なことを考えると避けたほうがいいかと思うのですが。。
(型枠の腐食→地盤面の沈下をおよぼす恐れありのため)

・鋼矢板はフリクションカッターではダメでしょうか?

・フリクションカッター以外であれば、本体敷設後、鋼矢板の頭を1.5mで切断撤去の下部を埋め殺しにするのが一番かと。。
(費用は買い取りのためリースより高くつきますが、他への影響の大小を考えると、無理に抜く必要はないかと思います)