コンクリートポンプ車自由の落下考え方

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教えてください。発注者から、コンクリートポンプ車を使用した時に、上から落としているから、(h=4.0Mの壁コンクリートを打設していた)1.5M以上自由落下させていると指摘を受けました。
この考え方はあっているのでしょうか。

コメント

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コンクリート標準示方書施工編(2007年制定)p119では、ポンプ配管等の「吐出口から打ち込み面までの高さ」は
1.5m以下を標準、とされています。
よって、H=4mの壁打設の際、鉄筋、型枠を組んでいても、ポンプ吐出口をずーっと下におろし、
「吐出口から打ち込み面までの高さ」を1.5m以下としていれば、問題ありません。

(よってH=4mの壁の天端からは落とせるのは、コンクリートが2.5m立ち上がってからとなります)

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そうなんですよね。私もそう思っているのですが、発注者が、上から下へ落とすのだから、それが自由落下だといいはるんです。何かいいのがれできる言葉はないでしょうか?

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言い逃れではなく、実際に実験してみれば理解できます。1.5m以上話すとコンクリートの材料が分離します。旧コンクリートにも粗骨材が入るし、一層目のコンクリート打設の場合でも材料は分離します。バイブレータで振動掛けてもコンクリートの不具合(ジャンカ)が生じます。その決めての高さが1.5mなのです。経験論からです。発注者の言い方もありますが、技術者であれば自分で理解するまでの気まがえが必要ですよ。

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言い逃れとかいう問題ではないでしょう。
質問者の質問の仕方も(日本語が)悪いと思いますが。

質問の意図は、
コンクリートポンプ車を使って、ポンプ配管の先っぽ(吐出口)を打設箇所の下まで降ろして打設しているのにもかかわらず
発注者から、下記のような指摘を受けた。
『コンクリートポンプ車のブームがが高く上がっている等により、落下高さが(配管内も含め)1.5mを超えているので
「1.5m以上の自由落下」に相当し、不適切な施工である。』
この指摘は妥当か?

・・・という事ですよね。違います?

わけのわからないことばっかり言う発注者が多くて、施工側は本当に困ります。
そんな事を言い出したら、世に出回っているブーム式のコンクリートポンプ車は、1台も使えないですよね!

コンクリート示方書に(ちょっと手元の示方書が古いのですが)
「ポンプ配管、バケット、ホッパー等の吐出口と打込み面までの高さは、1.5m以下を原則とする」
「高いところからコンクリートを落としたり・・・このような場合には、縦シュートやポンプ配管などの吐出口を打ち込み面近くまでおろすことが必要である」
と書いてあるんだから、その本を持っていって、「こう書いてありますよ」と見せればいいんじゃないですか?
バカバカしいですが(苦笑)