切梁盛替え時の流動化処理土強度

セクション: 
|
ユーザー 匿名投稿者 の写真

こんにちは。

開削工法によりボックスカルバートを構築する際、本体躯体の側壁を立ち上げ、切梁を躯体に盛り替えたいと思います。
この時、土留めと側壁の間に充填した流動化処理土について、どのくらいの強度が発現してれば、切梁を盛り替えて良いのでしょうか?それについて何か基準があるのでしょうか。
参考になる基準や参考となる図書があれば、ご教示いただけると幸いです。

また基準等がなければ、本体躯体の品質を損なわないようにする考え方等、
実際現場ではどうされているのか、よろしくお願い申し上げます。

コメント

ユーザー nomkei の写真

 東京都建設局の流動化処理土の仕様では、4週の一軸圧縮強度がqu=13〜55N/cm2となっています。土としてみますと、粘着力C=qu/2の粘性土と考え、埋戻し時の土留計算を行えば、土留の安定計算が可能ではないでしょうか。

 実際に切梁盛替えを行うのは、埋戻して数日の間でしょうから、流動化処理土の強度は期待できないと思います。したがって、木材やコンクリートで捨梁を設置するのが一般的ではないでしょうか。
 その場合は、側壁間にも盛替梁が必要な場合が多いと思います。構造的なご検討もお忘れ無く。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

1.作成される土留支保工施工計画書において、支保工盛替時の計算において捨梁計算時の土圧条件、土圧係数の土圧計算時の同等の係数(強度)が発現していなければ捨梁としての機能が発揮できません。
故に、試験施工を行い、テストピース採取、強度確認、及び構造物にかかった土圧の測定をこない、結果を照査して、本施工への採用を行う事が重要です。

2.流動化処理土充填中について、強度発現中の膨張による背面、近接物、コンクリート構造物への悪影響(過土圧)も充分検討する必要があります。