円形水路と地下埋設物の離隔

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ユーザー atusi4280 の写真

歩道整備工事において国道側部のエプロン部分を取り壊し新たに円形水路を設置するのですが、箇所ごとに国土交通省管理の通信管路φ300(内部PE管φ50 10本)が歩道と車道を横断しています。施工を行う際、埋設してある通信管路(車道からH=700(図面上))と今回設置する円形水路(本体寸法h=500 基礎砕石t=150)は床堀がh=650必要で通信管路と円形側溝の本体との離隔が20?ほどしかありません。道路排水を流出先までもってくるにはどうしてもその場所へ排水構造物を設置しなければなりません。埋設管との必要離隔は水道などは30?以上離すと資料でみたのですが通信管路も同等の離隔が必要なのでしょうか?また離隔について記載してある資料等がないでしょうか?       

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

管の必要離隔は埋設管の所有者によって決められていると思います。
大分前の経験ですが水道管は交差時15cm・平行時30cmとした記憶もあります。(その時はコンクリート二次製品ではなく管同士の離隔でしたが)
高圧の電力管だとそれ以上の離隔を要求されたこともあります。
ご質問の通信管路は、おそらく情報ボックス用のリブ管+さや管か、電線共同溝用のボディ管だと思われますが、必要離隔について書かれた文書は見たことがありません。
恐らく市街地では地中の占用状況も厳しく明記できない(明記しても遵守できないので有名無実になってしまう)のだと思います。
30cm離隔を取ればまず問題ないとは思いますが、接して設置するのは塩ビ管をつぶしてしまう恐れがあるので、問題があれば防護コンクリートを打設するなどして既設管がつぶれないように措置すれば特に心配はないでしょう。
それより心配なのが、厳しい土地条件ですと既設管が図面に書かれた土被りが確保されていない恐れがあることです。図面はあまり当てにできないので可能であれば試験掘等を実施して埋設状況を確認できるとベストです。
もし既設管が当たるようですと、その部分だけ円形水路の代わりに塩ビ管にするとか、最悪既設管深さを何とか下げるような工事を行わざるを得ないかもしれません。

ユーザー atusi4280 の写真

コメントありがとうございました。試験堀は近日中に施工をおこないます。離隔については管理者へ問い合わせてみます。