橋脚補強の巻立コンクリートにおける帯鉄筋と軸鉄筋の結束

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既設の橋脚を補強するため、基礎に削孔しアンカーを挿して軸鉄筋を立ち上げています。
この際に既設の基礎に配置されている鉄筋を傷つけないよう削孔したため、軸鉄筋の位置が設計位置と異なりました。
このため、いくつかの軸鉄筋についてだいぶ既設橋脚側にずれてしまい、結果として軸鉄筋と帯鉄筋が4cmも離れてしまう箇所が発生しました。

これについて、結束線だけでは心許なく、何か結束金具(連結金具?)のような物が必要と感じています。
昔は交差する鉄筋を連結しねじで締めていくような金具があったとの話は聞きましたが、最近はどのような対応をするのが一般的でしょうか。

ご経験のある方など、アドバイス・情報をお願い致します。

コメント

ユーザー nomkei の写真

なまし番線ではいかがでしょうか?
場所打ち杭の鉄筋篭の連結にも使用しますし。

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治具を使って台直しをして、施工しましたが許可していただけないのでしょうか。
もちろん、ガスであぶっての施工は禁物です。

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よく調べたら10cmもあいてしまった箇所もあって、
しかも間隔があいてしまったのが局所的に集まってあるため、
ここが弱点となってしまう可能性が高く、これはなんとかしなくては!という事で。

耐震補強の考えで、軸鉄筋の座屈を防止するための帯筋なので、
はじめに考えていた「連結、結束」と言うよりは
軸筋がふくらみだした時に帯筋から押さえとなるよう突っ張り棒のような
物が必要となりました;

ということで、結局、各間隔を計測してそれに合わせて鉄筋を加工して間にはめ込み
番線でくくるという方法しかなかと考えています。。。

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軸方向鉄筋の台直しなどは,行っていはいけない方法だと思います。
拘束鉄筋と軸方向鉄筋が接していることが望ましいと思いますが,鋼板巻立てや繊維巻立ての場合,必ずしも軸方向鉄筋と接しているわけではありません。
拘束鉄筋が所定の構造細目を満足していれば,コンクリートの拘束および軸方向鉄筋の拘束の機能を果たすと思います。
拘束鉄筋と軸方向鉄筋の間に噛ませ物を入れることは,地震時に吉とでるか凶とでるか不明ですね。。

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やはり…
軸鉄筋と拘束鉄筋の間にかませものをするのは
現実的に施工面でも難しく、また実際の地震時の応答も判断が難しく、

軸鉄筋が既設コンクリート側に入ってしまっている箇所が固まっているので、
そこが弱点になってはいけない。ということで、
拘束鉄筋を追加しようかと思っています。

が、
>拘束鉄筋が所定の構造細目を満足していれば,コンクリートの拘束および軸方向鉄筋の拘束の機能を果たすと思います。
ということであれば、それさえ必要ではないのかとも考えられ
まだ判断しかねています。