ISOについて

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現在、発注者支援業務を行っています。対象会社はISOの認証を取得している施工業者ですが、出来高寸法が検査基準値を越える不適合が、発生したので施工業者のISO文書ファイルの再発防止対策等について、監査したいのですが外部監査はできるのでしょうか。

コメント

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理論上は可能です。
 しかし、契約上の問題や費用そのほかを考慮するといかがなものでしょう。別段態々ISOを持ち出さなくとも通常の検査過程の検査で再発防止策の検査を取り入れることは可能と思いますが。
 個人としてはISO等は単なる書類上の手続きにすぎず、現場での実行を保証したことにはならないような気持ちがあります。仏を作られても魂を込めるのはあくまでも人の力ではないでしょうか。(監査の先生方には叱られそうですが)
 確かに展開力や規格化などISOの優位点は理解できますが、何か形式に縛られているように思います。
 実際にISOで監査しようと準備すれば、監査側の人員から、監査時間、実際の工事以外の増加作業による工事への影響など、管理側にも相当の負担がかかると思います。
 まさか、防止策の監査が終わるまでは、関連以外も含めてすべて検査を延期するなどの方法をお考えになられているのでしょうか。

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外部監査という言葉を使われていますが、ISOでの外部監査というのは、ISOの規格を満足しているかどうかを、外部審査機関が判定を行い、ISOの認証を行うことと私は理解しています。今回、不具合が発生したとのことですが、私が考えるに、不具合はある程度発生するものだと思います。その発見のプロセス(工程内検査)、処置(再施工、特別採用等)、再発防止策が決まっており、その通りの処置が行われていれば、ISOの規格は満足しており、外部監査の必要はないと思います。ただし、やるべきことをやっていなければ、ISO認証を取得していることに問題があると思います。今回の場合、発注者の方の検査で不具合が発生したと思われるので、工程内検査のしくみがうまく機能していないと思います。従って、施工業者に対し、プロセスや検査方法の見直し、異常が発生した時の処置の方法、再発防止策について、見直すよう指示をすれば良いように思います。