無電柱化の計画・設計について

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土地区画整理内で無電柱化を行おうとしています。既存の道路形状を8割程度残しており、通信線は独自にかなり地中化が進んでいますが、電力線の地中化は一部です。
計画街区は、大街区と個別住宅の街区があるのですが、個別住宅の方が歩道無しの悩ましい状態でこちらを対象にした質問です。

無電柱化手法は?地中化?地中化以外に分けられるようですが、?ソフト地中化と?軒下配線、?その他について教えて頂けますでしょうか。

コメント

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?ソフト地中化
 土地の区画割がどのようになっているかわかりませんが、一戸に一本は必要ありません。
 境界に一本建てると二戸へ引き込み出来ます。
 建柱位置にもよりますが、三、四戸への引き込み可能な場合があります。
?軒下配線
 歴史的景観地区などは建物が道路に面しており、長期的に建替もないため、軒下配線の
 手法を取られることがあります。
 区画整理内では家屋が縦断的に並んでいない(軒を連ねていない)と思いますので、
 この手法は不向きです。質問に記載のように各住民の理解、家屋建て替え時など問題が
 多くあります。
?その他
 通信線に電力線を沿わせる、ハンドホール共用等と言うことですが、電気設備の技術基準・
 同解釈や有線電気通信設備令・同施工規則などにより、通信線と電力線の離隔距離、使用
 管材などが決められています。
 一般に無電柱化工事では、通信線と電力線は別管路、枡で施工されています。
 各電線管理者の使用電線などによっても離隔などが異なります。各電線管理者と相談され
 るのが良いかと思います。