土木学会総会に出てみた

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ユーザー 中川 義也 の写真

第89回土木学会総会(2003/5/30 13時半〜17時半)に出てみました。
(私もまだ若いので)初めての出席です。

時間もないことから、アンサンブルシビル、講演は参加せずで、
14:50からの授賞式、事業報告をきいて16:30頃退席しました。

●授賞式
まず驚いたのが、演出の華やかさです。
おそらく、会員のほとんどが、「総会は株主総会みたいなものでどよ〜んとしている」
という意見かもしれないですが、授賞式はそんなことはありません。

照明を落とした大会場の中で、プロジェクターで受賞内容を映像で紹介したあと、
招待された受賞者が会場内で立ち上がってスポットライトを浴びる、というような流れです。
一部の賞は受賞者が壇上に上がります。
雰囲気は、レコード大賞などに似ているんじゃないかな,と思いました。
(実際に行ったことはないですが)
また、元TBSアナウンサーの鈴木史郎さんの司会により、
華やかな中にも落ち着きがある演出となっていました。

コメント

ユーザー seki の写真

 確かに年に一度のお祭り的な感もありますが、各種学会賞を受賞された方々を華やかに表彰賞することは、良いことだと思います。
 
 総会そのものは、限られた時間の中で議事内容を報告、審議することを思えばああならざるを得ないのかな、と思います。
 総会の資料で興味深いのは、「学会の予算で約23億円(繰越金を除く当期収入見込みで約17億円)あるんだ」とか「出版の収入が約4億円もあるんだ」など普段あまり目にしない学会の実務面での活動内容を知ることができるという点は面白い。ただ、15年度の収入でたまたま気が付いたのは、先の出版会計収入が前年度より約1億円減収となる想定をしていること。
 そういえば、当日会場の外で新刊図書を売ったり、新刊案内のチラシが総会資料と一緒に配られていました。

  会員の皆さん、もっと本を買いましょう。!!
  委員会の皆さん、読みたくなるような本を出してください。!!
 
 因みに、土木教育委員会の新刊「土木技術者の倫理」を買いました。

 総会の資料を見ていて思った点がもう一つあります。前年度の事業報告で、各委員会の活動報告がやはり多いこと、単に委員会の数だけでなく、本委員会、その下の各小委員会、幹事会、WGの開催数の多いことに驚きます。これは、学会誌の会告にも載りますのでご覧の方も多いと思いますが、改めて総会の資料としてまとまると圧巻です。
 あまりにも数が多すぎて、個々の活動を知りたいと思っても、詳細は紙面に書かれていません。
なんとか、このJSCE.jpのサイトに取り込めないでしょうかね?
結構な情報量や質の物ができるような気がします。

ユーザー 中川 義也 の写真

総会の意義がわからなくて、何かもやもやしていたのですが
私が伺いたかったこと(事業報告や収支報告の要点)を書いていただき
どうもありがとうございます。

事務的な報告を咀嚼し、学会をよくするにはどうすればいいのだ
(つまり、いい出版物をつくり、会員が買う)
というのが分かりました。どうもありがとうございます。

本を作る人は、JSCE.jpを使って、
「今度このような本を作ろうと思うけど、どう思う?」
なんかのプレマーケをやるといいですね。