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A区分ということは沖縄かな?
それなら13m程度の橋の上部を現場打にした理由に合点がいきます。
そうなると、中性化、塩化物イオン、アルコツ反応などはバックデータとしての論拠程度を備えれば良い程度で、それ以上考えなくていいです。
ポイントは「10cm一定間隔(規則的直線ヒビ?)」だけです。
これが起こるのは温度ひび割れです。
原因は発熱温度の高いセメントを使ったか、生コン打設初期温度が高かったこと、もしくは型枠散水せずに外回り温度が高くなったことが原因です。
また、比較的初期(脱型後10日程度以内)に発生しています。
要は1982年のヒビが変状もせずに現在に至っているということで、私はこれを「安定ヒビ」と言ってます(勝手な造語です)
これへの対策が急務かと言われれば急務じゃありませんが、А-Ⅱ区域であることを考えると対策するに越したことはないとなります。

ちなみに乾燥収縮ひび割れについてですが、温度ひび割れと似たような傾向を示すこともありますが、その多くは方向性なくヒビが入ることが多いです。また、クラック位置は打設時点では型枠で覆われている桁下面と側面とのことですので、乾燥収縮は起こりにくいのです。
その確認方法としては桁上面を見ればわかります(構造上、見えないかもしれませんね)

次に対策ですが、10cm等間隔を注入するのは不合理です。
ポリマーセメントモルタルによる断面修復、要するに表面を塗りなおしてしまうのが良いような気もします。
この時、はつりを要するかどうかはヒビ深度も関係してくるので検討を要します。
さらに工費がどれくらいになるのかも重要ファクターで、これとの比較検討結果次第です。

少なくとも注入となったとしても、エポ樹脂2種を要することはないと思います。
ヒビの動きに追従するモノのメリットは確かにありますが、反面、デメリットも介在しているということに着目する事も大事です。

少々間違いはあれども、貴方の推測はなかなかいい線をついていると思います。
何を施してもその工法が大きな欠陥になることはほとんどないケースですから、理論追及のために今一度詰めてみると良いです。
こんなことを言うと問題ですが、公金を使った研究材料程度と考えれば良いのです。
頑張ってください。

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