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・庶民に県道・市道の区別はない。
・水道工事だって、ガス工事だって、道路をいじってれば道路工事である。
・年度末に道路工事に引っかかれば「予算消化だ」と考えてしまうのは世の常。硬直的な単年度予算システムに関する批判である。

などが、(誤解ではあるが)一般理解じゃないでしょうか。
土木(道路)技術者は
・壊れない道路はないが、長寿命・工事が少なくできる道路構造を研究している。
(ハイブリッド舗装構造、超寿命舗装)
・道路工事をなくす道路構造を開発している(共同溝)。
という分野で貢献しています。

但し、すべての道路をそういう風にするわけにはいかないし、
住宅地内ではガス・水道などを公共用地(道路)に埋めるのは必然なので
工事に理解してほしい、とおもいます。

単年度予算に関して、
議会がそういう仕組みなんだからそうならざるを得ない。
また、予算執行の都合上、そういうようなインセンティブが働く可能性は否定できない。

これまでは、舗装の傷み方のメカニズムがはっきりとわからなかった。
そのため、恒常的に検査して、舗装状態が悪くなったら
悪く言えば「場当たり的な」対応で予算を確保し工事をせざるを得なかった。
このため、年度末の工事も必然的だったと思う。
(どこが壊れるかわからないから、年末まで舗装状態を観測して一番悪いところに投入する)

但し、
交通量・重量車混入率(軸重、軸数)などと舗装劣化の関係がわかってきた。
(土木学会の中にもこのような研究に携わる人が多い)
(この関係は自然科学の法則と経済活動予測の複合分野なのでおもしろい)
舗装がどのくらいで壊れるかの見当もつきそうになっている。
このため、舗装の打ち替えも計画を立てて実施できるようになっている。
この考えが全国には広がってはいないが、
少なくとも東京都の環七はその考え方を導入中である。
(そうであっても、自然に穴があくこともあり、工事には理解してほしい)
以下は参考です。

新聞報道によると、
・国道の一部では規制されていたと報道されている。
・東京23区に限り、これから国道とその周辺を含めた工事規制に取り組む考えである。
・うまくいけば全国に広げたい。

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「同じ場所を工事している」「年度末になると必ず掘り返す」といった道路工
事への批判に対処するため、国土交通省は来年4月から東京23区内で「掘り
返し規制」に乗り出す。国道やその周辺地域で、ガスや水道、舗装など集中し
て工事をしたら、その後5年間は同じ地域で緊急の工事以外はできないように
する。道路の一部で規制をしたことはあるが、周辺地域も含めて規制するのは
初めて。軌道に乗れば、全国に広げる考えだ。
 国交省によると、東京23区内では、年間約7500件の路上工事が行われ
ている。10年前に比べ半減しているが、渋滞の原因になったり「また同じ場
所で工事をしている」などの批判が出たりしているのが現実だ。(後略)

※以上記事引用しました。全文はリンク先参照して下さい
http://www.asahi.com/national/update/1212/024.html
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