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第1回保全科学技術に係る国際会議 (1st International Conference on Maintenance Science and Technology for Nuclear Power Plants) 開催および論文募集の案内

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ユーザー 日本保全学会 ICMST2012事務局 の写真

このたび、広く世界の各分野で保全に関わる研究開発や保全経験の蓄積・評価に取り組む学術界・産業界の人々が集い、保全に関する最新の情報を交換することを目的として、第1回保全科学技術に係る国際会議を下記の要領にて開催します。

 福島第一原子力発電所事故(福島原発事故)を受け、世界では原子力安全に対する信頼性の確保が求められています。原子力安全には「ここまでやれば正解」といった終着はありません。工学的合理的な範囲で、原子力安全を常に見直し向上させるための工夫と改善は常に続けなければならないのです。このためには、原子力発電所(原発)の状態を正確に把握するための保全活動が重要な要素です。

 保全とは、システムを常に安全に保つための補修、検査、評価等の統合であり、原子力発電設備のような、大型構造物やプラントシステムの安全確保と安全運用に重要な要素です。福島原発事故を受け、私たちは原発の保全を改めて見直す必要があるのではないでしょうか。このような観点に立ち、本国際会議では、

  • 保全から見た福島第一原子力発電所事故の分析と今後の対応への提言
  • 複雑システムである原子力発電のために保全はどうあるべきか
  • 保全を取り入れた新しい原子力発電所の設計概念の提案
  • 未来の原子力発電所の保全とはどのようなものか

等について議論・提案することを目的とします。また、これらを達成するための要素である保全科学、保全技術、保全エンジニアリング、保全社会、保全の規格基準などについて、最新の知見の情報交換を行うことも、目的とします。
 多くの皆様の論文投稿と積極的なご参加を期待しております。

■開催概要

  • 日時:2012年11月12日(日)~14日(水)
  • 場所:東京大学弥生講堂(東京都文京区弥生1-1-1 東京大学農学部内)
  • 主催:ICMST組織委員会
  • 共催:日本保全学会
  • 後援:日本原子力学会、エンジニアリング協会、火力原子力発電技術協会、土木学会、日本AEM学会、日本機械学会、日本原子力技術協会、日本建築学会、日本地震工学会、日本設備管理学会、日本電気協会、日本トライボロジー学会、腐食防食協会 他
  • 大会長: 宮 健三(日本保全学会会長)
     組織委員長: 関村 直人(東京大学)
     技術プログラム委員長: 高木 敏行(東北大学)
     事務局長: 出町 和之(東京大学)

■論文募集分野

  1. Plant Safety: Resilience, Risk Assessment, Defense in Depth, Reliability, Deterministic Approach, Probabilistic Approach, Safety Regulation, etc.
  2. Plant Design: Life Cycle, Maintenance Optimization, Complex System, Computing Design, Failure Physics, Codes & Standards, Human Management etc.
  3. Plant Technology: Ageing Management, Degradation, Robot Technology, Monitoring Technology, etc.
  4. Cost & Benefit: Cost Reduction, Availability, Safe Long Term Operation, etc.

■スケジュール

  • ショートペーパー投稿締切 2012年6月30日
  • 採否通知 2012年7月
  • 先行参加登録締切 2012年9月12日
  • フルペーパー投稿締切 2012年11月12日
  • フルペーパー採否通知 2013年3月

お問い合わせ先:
日本保全学会 ICMST2012事務局 icmst2012@jsm.or.jp

詳細は、下記ウェブサイトをご参照下さい。
http://www.jsm.or.jp/jsm/icmst/ICMST2012_GenaralInformation.html

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