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遅いコメントで恐縮ですが気付き事項を書かせて頂きます。

重ね継手をいくらずらせば良いかは土木と建築、その他技術基準により若干異なります。

ご質問された方は土木のコンクリート標準示方書の記載内容について質問されているので、土木の考え方に基づいていえば、重ね継手の先端から隣の重ね継手の先端の距離が「重ね継手長+((鉄筋径X25)または(断面高さ)のどちらか大きい方)」となります。

従って、質問者が言われる純間隔、すなわち鉄筋が全く重なりあっていない部分の距離は「(鉄筋径X25)または(断面高さ)のどちらか大きい方」となります。断面高さを考慮するのは土木学会特有の考え方です。

一方、建築学会では純間隔が重ね継手長の半分の長さとなります。この点が土木学会と若干異なりますが、さらに土木学会と大きく異なるのは重ね継手の先端を隣の重ね継手の中点に配置することが許されている点です。(JASS5などに図示されています。)

一般に重ね継手の端部が弱点になることから端部同士の距離を大きくとれる中点も建築学会では許されているわけです。従ってこの場合、中点からずれると端部同士が近づくことになるので、これは許されません。

なお、一部の基準では純間隔として「重ね継手長+鉄筋径X25」などというものもあり、どういう理由でそのような長い距離が必要なのかわかりませんが、そういう技術基準もあるということでご注意下さい。(下記資料の57頁)

http://www.city.kobe.jp/cityoffice/30/013/koujikyokagijutsukijun.pdf

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