山間地の道路災害防止について

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 今年度7月豪雨で被災した九州熊本県の地方の者です.山間部の車道W=3.0m程度の道路が多く、今回の豪雨で谷側の路肩崩壊の道路災害が多発しました。
  道路地形は断面で山側(切土)と谷(自然護岸)に挟まれた道路です。排水は縦断勾配がきつく、山側に設置した排水路も機能を果たしていない状況です。
  対策として谷川の路肩にアスカーブを設置し、道路排水を流下させある程度の間隔で縦排水を設置する計画を思案中です。上記の環境において具体的・経済的な予防効果がありましたらご教授下さい。

コメント

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谷川にアスカーブをつけ、20~30m感覚で排水ます+ドレーンパイプが良いのかなと思います。
注意すべきはドレーンパイプ吐口が洗掘しないような注意が必要ですね。

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貴重なご意見ありがとうございました。

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道路の縦断勾配にもよりますが、急こう配の場合にはアスカーブは10~20m毎に開口部を設け、道路直角方向より約30~60度程度のラインでグルービングを施すと後の維持管理も楽です。
(山間部道路等の場合は、溜桝や暗渠はなるべく避けたほうがいいです)ただし、アスカーブの開口部から谷側までの法肩については何らかの保護工(捨コンベタ打orブロック積など)が必要です。