擁壁配筋の定着長について

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お世話になります。

旧建設省の「土木構造物設計マニュアル(案)に係わる設計・施工の手引き(案)[ボックスカルバート・擁壁編] 平成11年11月」のP3-30に、定着長は直線部分のみ有効と記載があります。
マニュアル自体が少し古いのですが、この考え方は擁壁設計において、現在も有効でしょうか。また、順守していますでしょうか。

コメント

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定着長は直線部分のみ有効・・・・そのような文章は見当たりませんが
コンクリート標準示方書では直線部分が有効、又曲げ半径10φの場合は曲線部も有効

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回答有難うございます。

上述資料P3-30の下から9行目に書いてあります。
その下の計算式も直線部分のみで計算しております。

土コ示は確認していませんでした。
見てみたいと思います。

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結論としては適用されます。

定着長の算定式は下記によります。
L=σsa・φ/(4・τ0a)

こちらの計算式は、道路橋示方書にも共通しております。

但し、道路擁壁に限りますので、宅地擁壁については別途建築の考え方となります。

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回答有難うございます。

上記の式は理解しております。
しかし、上記式では直線部分のみ有効とは読み取れないのではないでしょうか。

最初の質問のマニュアルによると、
橋梁はシフト量を考慮するが曲線部も定着長として有効。
擁壁はシフト量を考慮しないが曲線部は定着長として無効。
となっておりますが、約20年前の資料なので、現在も有効なのか、この後に違う考え方のマニュアルが発行されていないか知りたくて質問しました。