門型カルバートの計算

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プレキャストの門型カルバートにおいて、延長は長いですが幅員が短い、細長い形状をしている場合に、直角方向の検討は必要ではないのでしょうか。

コメント

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直角方向の検討・・・言われている延長方向のことですか?
必要ですよ

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直角方向は、横断方向(門形カルバートの内空延長に直交する方向)のことで考えています。 

ユーザー 匿名投稿者 の写真

質問内容を追記します。
門形カルバートのスパンが8mあり、0.800m幅の製品を3本連結して、幅2.4mになります。延長に対して、幅が狭いことから、
この幅2.4m方向の検討は必要でしょうか。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

質問が良く分かりませんが、既設門型カルバートL=8mを継ぎ足し(0.8×3基=2.40m)するケース。
構造計算と言われるものすべてが必要になります。鉛直方向も当然必要ですし、地盤反力照合も必要です。

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 「(公社)日本道路協会:共同溝設計指針,昭和61年」および私がgeneral contractor技研在職時に一員として国道2号線の土被り2.34~2.67mの位置に揺
動式矩形断面推進を適用した「神戸市建設局・新兵庫低区汚水幹線築造工事」の旭コンクリート製PC box culvertは、下記の諸元です。

        内空高さ   内空幅                   床版厚       管体延長 設計断面および荷重
        [m]     [m]                     [m]         [m] 
共同溝設計指針 2.1     (企業者が必要とする幅)+(側方の通路幅)0.75    条件で決定        横断(軸直角)常時、縦断(軸)耐震検討
        =1.8+0.2+0.1 =(平均身長)+(下床concrete版厚)+(照明器具高)                     (当時はLevel 1地震動)
新兵庫低区工事 1.000    1.500                   0.150(1辺同寸ハンチ有) 49.33  横断常時、耐震検討

 人が入る場合、作業できる様に法で内空800mm以上と定められています。参考に同じ地中構造物であるshield tunnelの設計は、横断方向を基本として、
剛に、縦断方向を地震時・不同沈下時に地盤変位に追従できる様に柔な仕様となる様に設計します。

 矩形断面は、土圧だけでなく、等方等圧の静水圧でも曲げmomentが生じ、特に隅角部にハンチを設ける設計照査に留意する必要が有るはずです。