砂防堰堤カットオフについて

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砂礫地盤の箇所に砂防堰堤を計画しており、前庭保護工の取り合いを目的にカットオフ構造を考えております。
しかし、カットオフ構造は、中硬岩等に使用するものと聞いたのですが、本当にそうなのでしょうか。
カットオフに関する基準書等があまりないため、記載のある基準書等があれば教えていただけると助かります。

コメント

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カットオフは止水壁です。
水侵入による基礎洗堀防止を目的としています。
洗堀を受けにくい中硬岩に使用するなら、礫質以下にも適用することになります。
むしろ中硬岩には付けないような気がしますし、もしつけるなら軟岩か風化特性が強いとか亀裂の多い岩だと思います。

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洗掘防止の目的もあるかと思いますが、今回は前庭保護工との取り合いを目的に設置しようかと考えています。
基礎地盤が礫層地盤でも適用してよいのでしょうか。

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砂防はあまり詳しくないのですが、
多分、本堤体と副堤体があり(その間は水叩きコンクリ)、副堤体にカットオフを付けるかどうかという事かと判断しました。
本堤体から落ちた水、転石は水叩きコンクリで減勢されます。減勢されたのだから副堤体を落ちた水は洗堀エネルギーはありません。
そうならば、カットオフは不要でなければおかしな話かなと思います。
なお、中硬岩地盤でカットオフを設けるというのはないのではと思います。
中硬岩なら根掘りは直掘りで堤体を築き、余掘り部分はペーラインコンクリで処理するのかなと思います。
全くの勘違いだったら申し訳ないです。