土の単位体積重量について

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擁壁工指針などに記載のある単位体積重量の一般値である
砂礫土20(KN/m3)
砂質土19
粘性土18
は、どのような状態なのでしょうか?・・・湿潤密度?締固めは最適含水比?
また、そのことが記載してある文献はありますでしょうか?

コメント

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自然界にある状態です。
近くに山がありました。その山は砂質土でした。山の土比重は19KN/m3です。

その山を切り崩して脇に盛土しました。最適含水比で締め固めました。その盛土の土比重は19KN/m3です。

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 日本道路公団(現JH)、国鉄(現JR)の方が一部を書かれた「栗原・藤森・手塚・小池:擁壁の設計、1970.3.」に下記の様に記されている。
良く締固めた砂と砂利(砂礫)の混合物
良く締固めた砂および砂質土
良く締固めた粘土
 式(1)で示される飽和度(Sr)
 Sr=Vw/Vv・・(1)
 ここに、Vv:間隙の体積
     Vw:間隙水の体積
が0

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より大きく1以下の湿潤状態である。学術的には地下水位以下では浮力を考えたTerzaghiの有効応力原理により、全応力σ[kN/m^2]は、式(2)で示される。
10^3を表すSIの接頭語kは絶対温度Kと区分して小文字で表記される。
 σ=σ'+u・・(2)
 ここに、σ':有効応力[kN/m^2]
    u:間隙水圧[kN/m^2]
 締固めは、下記の理由で含水比を最適含水比よりも大き目にして所定の締固め度を得る。
・不飽和で発揮されるサクション(負圧)が飽和することで減少または消失するため、飽和することによる強度・剛性低下に伴う沈下・破壊を抑える。
・湿潤側で締固めを行うと、土が比較的均質になり、飽和化に伴う透水係数の増加を抑えられる。
 湿潤単位体積重量γt[kN/m^3]は、式(3)で示される。
 γt=ρt・g・・(3)
 ここに、ρt:湿潤密度[t/m^3]
    g:重力加速度≒9.80665m/s^2
 同温・同体積の水に対する土粒子の比重Gs[1](無次元)は、式(4)で示される。
 Gs=ρs/ρw・・(4)
 ここに、ρs:土粒子の密度[t/m^3]
    ρw:水の密度[t/m^3]
Gs≒2.7である。

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そんな細かい定義の話ではなく、概略で設定する場合の一般値ということでしょうから、最適含水比…云々は別途検討が必要でしょう。
ただし、
「地下水位以下にある土の単位体積重量は、それぞれ表中の値から9kN/m3を差し引いた値としてよい。」
(日本道路協会「道路土工擁壁工指針」平成11年3月、P20)
とありますので、飽和していない状態ということはできます。

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ある程度締め固まった土で水が含まれているような状態です.
最適含水比で90%の締固めという位のイメージでいいのではないでしょうか.
ただしあくまでも目安です.基本的には土に合わせて物性値を調べる必要がありますしかなりばらつきがあります.
擁壁工指針等ですとそこまで間違えることはないのでしょうが、教科書ではたまにそうした目安がないと的外れな値をイメージする読者もいますので記述されているのではないかと思います.