簡易舗装の有効性について

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知識不足等、知恵を貸していただきたく投稿させていただきます。
駐車場の舗装を補修することを考えていますが、現断面が簡易舗装(表層3cm、路盤7cm)で同様に表層3cmのみを補修したいのですが、あまり3cmの舗装というのを聞いたことがなく補修に戸惑っております。
何か補修にあたって参考資料や注意点あればご教授いただけないでしょうか?
今考えているのが重量車両は立ち入らせないものとすれば舗装の寿命も長くなるのかといった程度です。

コメント

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簡易舗装については(社)日本道路協会から「簡易舗装要綱」(手持ちは54年度版)が出されており委細はそれを参照されたい

その定義に於いて「たえず維持修繕を行うこと」を前提としている

以上御参考まで

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舗装(表層工アスコン)はコンクリートのやうな永久構造物ではありません
単に表面の化粧に過ぎません
したがつて耐久性は7〜8年でオーバーレイあるいは打ち換えが必要となります

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道路だと、表層As3cm+路盤7cmってのは、ほんとの歩道(車が入らない前提)くらいしか使わないです。
国交省官庁営繕の「構内舗装・排水設計基準」でも、車路・駐車場の表層は5cm、路盤は条件により15~25cmとなっています。
でも、民間の駐車場なんかだと、少しでもコスト削減するために、薄くしちゃってるのかもしれないですねえ。

3+7cmだと、大型が何度も出入りしたらあっという間にいっちゃいそうな気がしますね。
おっしゃるように、車両の制限を入れることくらいしか思いつきませんが・・・
それでも、舗装が薄いですから傷むのは当然早いと考えるべきです。安かろう悪かろうですね。

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舗装構造は表層と路盤そして基盤の路床で構成される
舗装厚は設計CBRに基づいて材料と工法とによつて決まる

舗装は表層だけで持たせるものではなく舗装を構成する全体で
耐久させるものである

したがつて
①仮に表層工アスコン3センチ厚であつても「歩道くらいしか使はない」がということはなく車道に於いて使用実績は多数ある
②「大型が何度も出入りしたらあつという間にいつちゃう」と言うことはなく
③「薄いと傷むのは当然早いと」あるいは「安かろう悪かろう」ではなく

適正な設計と適切な材料で施工管理を行えば必要な耐久性を確保できるものです

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おっしゃることはごもっともですが、
私は今までの経験と、自分の感覚で、ご回答させていただきました。
私の少ない経験(とは言え20年程度です)では、車道における表層厚3cm+砕石路盤厚7cm という舗装構成は1件も前例がありません。
いくら設計CBRがあろうと、薄すぎるように感じます。(路床が岩盤というのならまた話は別ですが、この質問では考えられないと思い想定外としました)
しかしながら私の経験は関東一円と地方を少し程度ですので、地域によっては例があるのかもしれませんが、
「使用実績は多数ある」と断言されるなら、ご採用されている道路管理者の実例を数件はお出しいただけないでしょうか?参考にさせていただきます。

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簡易舗装要綱〈昭和54年度版〉(序文 まえがき 1.総説…)に基づき陳べています
「感じ」あるいは「すぎる」等等感情での謂いは極力避けています

悪しからず御免ください

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失礼しました。
簡易舗装要綱は廃止になっておりますが、
「舗装の構造に関する技術基準」において、表層と基層を加えた厚さが
「舗装計画交通量が特に少ない場合は、3cmまで低減することができる。」と記載がありました。
勉強不足で失礼致しました。

しかしながら、TA法にて計算した場合でも
AS層 3cm+クラッシャラン 7cm では、TA’=4.75(cm)にしかならず
CBR6、中型車5台/日、小型車50台/日 と想定しても、TA=5.79(cm)であり全くもって不足です。
CBR3であれば7.13(cm)です
駐車場で路床改良等しているとも思えません。(現場を見たわけではないので、わかりませんがね)

失礼ながら「適正な設計と適切な材料で施工管理を行えば必要な耐久性を確保できるものです」
と一般的な言葉でもっともらしく書かれていますが、
具体的に技術的な議論をいただかなければ、技術者とは言えないのではないですか?

私も、感覚的な言い回しは反省すべき点もあるかもしれませんが、
掲示板上での限られた情報での「感覚的な意見」ですので、
悪しからず御免ください

できれば、ご隠居の教科書丸読みではなくて
民間の駐車場舗装をご経験ある方のお話を聞いてみたいものです

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所謂アスコン舗装は別名「たわみ系舗装」がとも呼ばれ
輪荷重が負荷されれば撓むことが前提となつています
たわみが長期間繰り返されればひび割れや圧縮や沈下や
毀れが当然発生します「たわみ系舗装」たる所以です

経験論や技術論を限られたコメント紙幅で陳べるのは
困難でもあり適切でもはないので基本的な考えのみ
記したものです

設計計算値を実際の現場にどう用い整合させるかは
その人と施工組織の裁量と器量によると思料します

なをコメントにあたり性別年齢等等は全き関係ない
事柄ですがあえて謂うなら「耊男」と呼んでいただければ幸せます

ユーザー 匿名投稿者 の写真

 舗装を補修するそもそもの目的って何なのですか?駐車場には土だったり、砂利だったりする場合も有ります。単に美的な問題なのか、水たまりが嫌なのかとか・・・それに使わせなければ痛みにくいことは確かですが、それって何か違うような気がするのですが・・・
 あと工事のお話しですが、路盤7cmで表層を剥がすとすれば、路盤材料は不要でしょうが、荒れてしまい均しだけでなく転圧は再度必要になると思います。オーバーレイでは都合が悪いのでしょうか?目的が見えないと・・・単に無い袖が振れなくて予算に合わせているに過ぎないのか、単に考えること無しに既存に合わせているだけなのか、単に工事経験不足なので不安があるのか・・・・施工方法により費用も掛けず魔法のように舗装寿命が延びる都合の良い方法があると考えているのか・・・

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※投稿者です。
何かとコメント多く大変驚いてます。(はじめはコメント0なんではないかと心配しつつで・・・)
コメントをくださった方々の質問にすべてお応えできるものではないかもしれませんが
質問している駐車場は、特定の者しか出入りしないようなところで交通量も40以下と仮定できるような場所です。
予算も限られており、難しくも考えず直したいところでせめて、もっと何か考えるところあればといったところで質問してました。
過去30年間、パッチング等の応急処置ばかりで打ち換えたほうがいいと考えております。設計舗装便覧にいい記載があったのでとりあえずはそれを頼りに進めていくことにします。
(ご指摘ありましたらまたコメントお願いいたします。)

ユーザー 匿名投稿者 の写真

パッチングに要した費用と路盤から打ちかえる費用との費用便益を考えれば良いです。
例えば20年くらいで既存舗装面積と同等以上のパッチングをしていたなら、路盤うちかえも視野に入れる方が良いでしょう。
そうでなければどう考えてもパッチングの方が安いと思います。

また、寒冷地かどうかにもよりますが、単に車両荷重からくる破損であるならば、現在舗装の上に3cmの全面オーバーレイ+クラック補修を掛ければ良いと思います。
その他としては、基層をオーバーレイするのも一考です。