コンポジット舗装の伸縮装置の必要性について

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新東名を走ると橋台のところに伸縮装置が二箇所付いていて乗り心地が悪くなっています。
一箇所は橋台と桁の境で、もう一箇所は踏み掛け版とコンポジットのコンクリート版の境です。
踏み掛け版は短いため伸縮量は小さく、コンポジットのコンクリート版については温度差が小さく伸縮量は小さいことになっているので、踏み掛け版とコンポジットのコンクリート版との境については、伸縮装置は必要ないと考えられます。
変なひび割れ防止のため目地は必要かもしれませんが。
なぜ伸縮装置が付いているのでしょうか。

コメント

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<施工理論が分からないので、あくまで当方の想像として>
コンポジット舗装のところに伸縮装置はないですが何故やるかと言うと、
①構造物堺が最も段差が出来やすく、当該段差が許容値を超えれば補修する必要がある。
②土工部は排水性舗装だが、同様の排水性舗装にするのは難しいと言われており、多くは一般的なアスコンで補修しているのが現状。
 (困難理由は分からないが、そういうことになっている)
③舗装以外で排水性舗装に最も近い性状を示すのはコンポジット舗装。
 (コンポジットコンクリートというよりは、アスファルト含有率が多いのでコンポジットアスファルトです)
④コンポジット舗装ならば、段差許容外を示した時点で当該部分のみ補修することができる。
 また、段差状況によっては土工側を延長して施工する事もあるのだろうと思います。
 なお、コンポジット舗装の主旨は半たわみ性舗装なので、縦断方向の伸縮緩和出来るのかは不明で、多分、基層や上層なども考えると緩和効果はないと思います。

 維持メンテを考えればコンクリートにしても良いのかと思いますが、即日解放するにはコスト高の早強セメントになりますし、雨天時の滑り抵抗値が著しく劣るので採用できないでしょう。
 また、橋梁接続部の段差による衝撃係数は大きいので、上記要件に思慮した中では半たわみ構造であるコンポジット舗装が妥当だと感じます。

乗り心地について、ノイズだけを考えるとコンポジットASも排水性ASも同等デシベルだと思います。
もっとも伸縮装置通過時のノイズが最も大きいので、上記双方の違いによるものではないと思います。

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NEXCOに直接聞いた方がよいですよ