積算基準にある施工標準歩掛について。

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積算基準にある施工の標準歩掛についてですが、やはり地方自治体により独自の歩掛けはあるのでしょうか?あったとしてもこの歩掛けを担当者の個人の施工感覚で、歩掛け人数を減らして積算をすることがあるのでしょうか?全国的にどれくらいあるのかな??まして、国の補助金を使っての工事ですのでよけいにこと細かい減らす要因が必要だと思われますがどんなものでしょうか?

コメント

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積算基準が何を指しているのか赤本 黄本 緑本 不明ですが
地方庁に独自の歩掛りを作成する余裕はないですよ、精々地方の材料単価表ぐらいですよ
感覚で歩掛りを変更することはありません・・・・歩掛りがない物は見積もりが原則です、施工中の歩掛り調査を行い施工後に精算する手はあります
各地方自治体のホームページで公開している以外は、発注者の事務所に行けば閲覧できますよ
公開されている歩掛りと発注者が使用している歩掛りの違いは 有効桁数が違うものがある場合があります

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>地方自治体により独自の歩掛けはあるのでしょうか?

東京都や大阪府など、大きな自治体では多少あります。
他の自治体ではほとんどありません。基本、国に準拠です。

>この歩掛けを担当者の個人の施工感覚で、歩掛け人数を減らして積算をすることがあるのでしょうか?

ありません。
歩掛が決まっていれば、それを使用するのが原則です。
各積算担当者の勝手な判断で、歩掛人数を減らすということはもっての他です。

ただし、多種多様な工事の中では、歩掛にない工種はどうしても出てきますので
各自治体の判断により、既存の類似歩掛を準用することもあります。
(時には内容を少しいじって使用する場合もあるようです。)

ただしそのような措置をすると、後日、会計検査や自治体の監査等で指摘されることも多いです。
(程度にもよりますが)
その場合の指導は、「物価調査機関への調査委託」か「見積徴収」のうえ、
適正な歩掛を設定するよう求められることが多いと思います。