改良土の六価クロム試験について

セクション: 
|
ユーザー 匿名投稿者 の写真

セメント改良土の六価クロム溶出試験について教えてくださると幸いです。

改良土中の六価クロムは、セメントの固化反応で生成される水和物に補足されて溶出しがたくなる
という話を聞いたことがあります。
水和物は、土中の水分と水和反応して生成されるわけですから、溶出試験のときに「風乾」するという
ことは、せっかく溶出抑制している水和物そのものを破壊して無理やり溶出させている試験内容の
様な気がします。この「風乾」作業は試験機関で様々ですし、同じ改良土を同時に複数試験したら
結果がバラバラでした。また、マトリックスとして補足している重金属を2mm以下に改良土を粉砕する
ことも、なにか現場の実状と乖離しているような・・・。

再現性のない試験結果に疑問があり、このような曖昧な結果をもとに公共事業などにかかわる材料選定
してもよいのでしょうか・・・。環告46で改良土を試験してよいのでしょうか?という素朴な質問でした。
国が決めたことといえばそれまでですが・・・。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

分析試験の専門家ではないので、私見ですが。。。

「風乾」するのは、次の工程のフルイ分けをしやすくするためと、基本条件を同一にするためだと思っていました。

2mmフルイ通過試料に対して試験を実施するのは、やはり基本条件を同一にするためと思っています。
水和反応についてはもっとミクロなものだと思いますが、いかがでしょうか?

改良土については、せっかく固めたのに試験で粉砕したら、六価クロムが溶出し易くなるのではと思ったこともありますが、施工後数年経過した時点の汚染状況を商業ベースで検証することを考えると、納得せざるを得ません。