低入札工事

セクション: 
|
トピックス: 
ユーザー 匿名投稿者 の写真

 調査基準価格を下回る「低入札」は収束する気配を見せず、自治体が発注する工事にも広がりつつある。低入札工事で発注者も受注者も不安がひろがりつつある。
 低入札工事となれば、受注者側は安全義務違反の事故、不法投棄、協力業者と低価格契約、材料の不正使用などをして、利益確保を優先し、不良構造物を作ってしまう可能性すらある。土木技術者としての責任感よりも企業存続のため、不正行為に手を染めることもありうる。また、発注者側は契約保障金の引き上げと前払い金の引き下げ、失格判定基準の導入 、適正技術者の配置、協力業者との契約内容の確認、施工管理能力の審査など、不正行為を危惧している面がある。
 いずれにしても、事件、事故が発生すれば、お互いの責任問題へと発展していく。この事態に官民ともどういう対策を行う必要があるのだろうか。
 公共工事の変革の時期にきている。皆様はこの低入札工事の解決策についてどのようにお考えでしょうか。ご意見をお聞かせください。
  

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

・1次2次3次下請けが表に出れる良い機会だと思いますが
・どの価格が適正かと言う物が発注者は見えなくなっているのではないでしょうか

ユーザー 匿名投稿者 の写真

上記の通りだと思います。
ゼネコンとは何でしょうか。以前私もスーパーといわれる会社におりましたが、施主に対する工事の保証及び事務処理がゼネコンの仕事でしょうか?
外に出てみると、最近のゼネコン職員のレベルの低下というか、情けないと感じています。
1.工事のことは下請け任せ
2.積算歩掛かりがわからない
3.工事の進め方もわからない
4.安全(書類のみ)だけに集中している
以上数えればキリがありませんが、何のためにゼネコンはあるのでしょうか?

ユーザー 匿名投稿者 の写真

施主が自ら
1.各工種ごとに発注
2.工事の進め方を理解して段取りを行う
3.各下請けとの連絡・調整を行う
等ができればゼネコンは現場にはいらないですね。
(大昔はやっておられたんですよね?)

私から言わせれば、「やれるならやってください」です。
必要のない工事でしたら、当然、専門会社のみでも可能だと思います。
必要な工事だから、ゼネコンが「総合請負い」をしていると思っていますが。
(設計、技術開発にもゼネコンが大いに関わっていることもお忘れなく)
当然、丸投げ同然の行為をするような(上記でご指摘されているような)ゼネコンは消えた方が良いでしょう。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

皆さん、日本のゼネコンは世界でも特異な総合建設業ですよね。
計画、設計、施工、技術開発まで手がけてしまいます。
でもダンピングまがいの安値が続くと、大手さんでも技術者と技術力の確保に苦しくなるのでは?
ここを関係者みんなの忌憚ない意見の交換と、知恵の出し合いの場にできるといいと思います。

私は、アメリカのように入札時に(落札すると同時に)下請けの見積もりを含む内訳書を提出することにすると、少なくとも下請けいじめに起因する様々な弊害を除去できると思いますがいかがでしょう?

森靖之